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おすすめの接着剤と使い分け。

水性形接着剤と瞬間接着剤を使用しています。
使い分けとしては顔などの柔らかい感じをだしたい部分を水性形接着剤。
台座や脚や立像の下半身など重量や力がかかる部分や素早く組み立てしたい場合に瞬間接着剤を使用しています。

水性形でおすすめはタミヤのCRAFT BONDです理由は単純に容器のノズルが細長く使いやすいからです。
水分量も少なく乾き易いです。

この三つは成分は似ていてエチレン酢酸ビニル樹脂と水でできています。よくある木工用ボンドにエチレンが付加されて乾燥した後は柔らかく、透明度が高くなるのが特徴です。
タミヤのボンドが20g200円程度、大手のコニシのボンドが30g200円程度(少し甘い匂いがするのでエチレンの含有量が多いのかもしれません)
速乾アクリアはこの容器のものは60gで130円程度でスティックタイプが20gで200前後で販売されています。

ゴリラウッドグルーは酢酸ビニル樹脂にその他成分が6%水49%で118g700円程度、タイトボンドⅢは有機高分子化合物52%水48%となっていますがベースは酢酸ビニル樹脂ではないかと思います、115ml700円程度。
速乾タイプの木工ボンドは酢酸ビニル樹脂55%水45%になっており、これだけを使用しても問題なく組み立てれると思います。値段もお手頃で販売店も多く入手しやすいです。
乾燥後はタイトボンドⅢが一番硬く(爪で押しても跡にならない)次にゴリラ(爪で押すと少し凹む)>木工用(爪で押すと凹む)の順になっています。
タイトボンドとゴリラは水分量が多いので乾燥時間が長く乾燥後は耐水性があるのが特徴です。

一番左はゴリラ二番目がタイトボンドで色が付いています、仏像を組み立てる時には色は気になりません。
三番目が木工用で少し白濁しています、四番目はペーパーキレイでエチレンが含有しているので透明度が高いです。

ペーパークラフトにはあまり関係はないですが耐水性のチェックをしました。
水に3時間程度浸けてみました、色は変化しましたが一番左のゴリラと二番目のタイトボンドは触っても少し柔らかくなりましたけど確かに耐水性はありました。三番の木工用とペーパーキレイは表記どおり耐水性はなく触ってみるとぬめッとしていて少しとけている感じでした。
強度はタイトボンドが一番あるので瞬間接着剤を使用したくない場合は代用品になると思います。

瞬間接着剤は強度の欲しい部分や早く組み立てたい時に使用してます。取り扱いは裏面の注意書きをよく読んで使用してください。
仏像ペーパークラフトの紙にはダイソーのこの接着剤がくっ付きがよいです、ただモデルチェンジされてなくなるかもしれません、その場合は木材に適した瞬間接着剤を使用してください。

無難に使い易いです、量は5gのほうが無駄にならないと思います。仏像一体を全部瞬間接着剤で組み立てる場合は15g程度必要になります。

その他ハケタイプのものは塗りやすいですが手間がかかりますが初めて作る場合は使いやすいと思います。
最後に初めは手元にあるもので余白部分を接着して使用感を試してみてください。
その後必要に応じてとりあげたものを参考にしていただければと思います。

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